魔法使い
更新日2003年11月24日
魔法使いというのは、様々な呼び名があり、一概にこうだとは言えません。
魔術師、魔導師、ソーサラー、メイジ・・・これらに共通するのは、「魔法を使う」ということです。
その共通する点を取って、総称としたものが「魔法使い」なのです。
魔術師や魔導師については、別項目で説明しようと思いますので、ここでは詳しいことは述べません。

では、魔法使いとは、どういう人物なのでしょうか?
魔法使いに共通する特徴として、魔法を使うことはもちろん、
魔法を習得できるだけの知恵、つまり聡明さを挙げることができます。
魔法で戦いを有利に導き、探索中は相談役としてパーティーを支える知恵袋。
これが、一般的な魔法使いの概念と言えます。

ちなみに、世界背景がきっちりと形成され、物語性というものが加味されるようになってからは、
魔法使いの扱いは、大雑把に分けると、三種類に分けられることになります。

まず、最も平和的な世界として、単なる、特殊な技能を持つ者として認識されている世界です。
こういった扱いを受ける世界では、魔法よりもずっと不可解で恐ろしいものが存在しているのが常です。

そして、最も一般的なのが、知恵と魔法によって、敬われつつも恐れられている存在であるという世界。
こういった扱いを受ける世界では、魔法使いは、どこに行っても生温かく迎えられることになります。
知恵者、特殊能力を持つ者として敬われているのと、下手に扱ったら何をされるかわからない、といった
複雑な心情が人々に蔓延しているためです。

それから、魔女狩りの時代よろしく人々から恐れられ、存在することすら拒絶されている世界。
こういった世界では、主人公そのものが魔法使いであったり、魔法使いである人物と関わったがために、
数奇な運命に翻弄されていく・・・というのが王道です。

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