殿堂ゲームのレビュー「ファミコン探偵クラブ」編
レビュー作者(タロット)発売元(任天堂)ジャンル(AVG)機種(FCディスクシステム)


第一回目の、紹介するレトロゲームはファミコン探偵倶楽部こと、ファミ探です。
と、書き出しましたが、先に一応断っておきます。

これらは、あくまでも、私個人の意見だということを付け加えておきます。
別に紹介しなかったからといってほかのソフトを批判しているわけではありません。
あと、所々で妙な言葉が入ったり、読みにくいのはご愛嬌ということで・・・。

では。
気を取り直して、紹介していきたいと思います。
このファミコン探偵倶楽部シリーズは、発売当時はディスクシステムのソフトでした。
ジャンルは、いわゆるコマンド入力式のアドベンチャーゲームです。
消えた後継者、後ろに立つ少女、あと、BS探偵倶楽部ってのもあったっけ。
たしか、雪に消えた過去?すんません、サテライトは持ってなかったんで・・・うろ覚えです。
で、最近ではニンテンドウパワーで2作目のほうが復刻したと。
これが、一応このゲームソフトの主な紹介です。
ディスクシステム・・・何年前だ?10年前くらい?明確な日付がわからない・・・
さてさて、記念すべき一作目の消えた後継者。
たしか、これっていきなり主人公が記憶喪失とか言ってましたな・・・
話の取っ掛かりとしては、ひどいスタートでないですかい?
いきなり、主人公が記憶喪失って・・・
まあ、ゲームを進めるうちに、段々と思い出していくっていう設定になってましたね。
で、第2作目が後ろに立つ少女です。
これは、設定上は前作の3年前のお話になってます。
どっかに同じような設定のRPGがあった気が・・・。
で、主人公は、少年探偵としてある殺人事件の謎を解いていきます。
雪に消えた過去は、サテライトだったので、私自身詳しいことはわかりません。
確か、2作品に出た助手の女の子が主人公だったお話です。
今思えば、やりたかったなぁ・・・。BS配信じゃなきゃやってたのに。
このシリーズの人気がどれだけあったのかは、先ほども述べたとおり。
ニンテンドーパワーで再配信されたってことをみれば、まあわかってもらえると思います。

これらの作品は当時では、結構珍しいAVGでした。
と、いうのも当時の主に人気のあったジャンルはACT。
一部のRPG、SLGも人気はありましたが、たいした数はなかったですね。
格闘ゲームなんて、ほとんど見る影もないくらいでしたよ。
話を戻します。
これらの作品は、とにかく細部にわたって作りこまれていました。
BGM、ストーリー、グラフィック、とにかくゲーム性が非常に高かった。
ディスクシステムだったので、ロード時間が気になることはありましたけど。
でも、PSなんかに比べれば許せる範囲でしたよ。
でも、パッケージの絵が妙に酷かったのは、なんでだろ。
特に、BGMは好きでしたね。どっかのサスペンス劇場みたいで。
ストーリーも最後の最後まで手抜きでなかったのが良かったですね。
はっきりいってしまうと、その時点での、犯人像はすぐわかってしまうはずです。
でも、その証拠を見つけるのは一苦労。それに最後にどんでん返し。
大抵の人は、絶対最後に驚くはずです。「まさか?」が起こりますからね。
これは2作目の話ですけど、はっきりいって、最後怖かった。マジで。
当時、よく泣かなかったものだ。再度やってみてよく思いました。
すっごい、描写がリアル。特にSFCでの復刻版は・・・。
今ある、色んなPS用のAVGと比べてもはっきりいって遜色ないです。
むしろ、上回っているといってもいいかも?しれません。
今ある、サウンドノベルやっても恐怖感って私は持たないんですよね。
そういう意味でも、この作品はすばらしいんじゃないでしょうか。

このシリーズに反論を唱える人の大抵は、やっぱコマンド式のシステムかな?
誰がやっても、エンディングまで大抵はたどり着けるので、一度やったら飽きる人が大半。
でも、小説を読んでいると考えれば、その辺はいいんでないですかね。
あとは、第2作目で設定に結構無理があることかなぁ・・・
探偵者で、幽霊って(これ以上はネタばれの危険性があるため自粛)
今のマルチエンディング式に慣れてしまった人にはそういう意味では避けるかも。
でも、今でもリピーターがいるというこの現状を考えると、やっぱ名作だったといえるでしょう。

さて、興味を持ってくれた方へ。
SFCの書き換えシステムニンテンドーパワーでなら、2作目のみ、プレイ可能です。
それ以外は、残念ながら、ディスクシステムや、サテライトといったものなので、
現在新たに、プレイすることはほぼ不可能といっていいでしょう。
現に私も、ディスクシステムはすでにお亡くなりになっているので再プレイ不可でした。
と、いうわけで早速ローソンへ行きましょう(^^;

あとがき
書き終えて、もし、このソフトを小説として考えると、やっぱ無理があるかなと考えました。
話が、2作目に偏った書き方になったのも反省。あと、現実的でない部分がちらほらとありますよね。
大体、警察が少年探偵一人に捜査をほとんど任せるって考えられない話です。
あと、2作目の話ですが、やっぱ古い時代のソフトだった事がわかる場面もありますね。
野球中継が9時に終わるなんて今の時代ほとんどないですし。(当時は9時で打ち切りだった)
あと、睡眠薬。今の時代はこんなに簡単に手に入りませんし、しかもビン入りって・・・。
まあ、この辺はゲームですから。突き詰めてもしょうがないですけど。
大体、そんなこといってたら、推理ドラマは見られませんしね。
以上、あとがきに変えさせていただきます。

さらに、詳しい内容を知りたい人は、こちらへ。
任天堂ホームページ


戻る